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歩けない

2017.07.21 | Category: 未分類

こんにちは。
ひろ整骨院/鍼灸院の木下です。
最近、歩けない患者が急遽、当院に来院されたケースが2件ありました。

1件目は妊婦さんです。

妊婦さんのギックリ腰です。

 

その妊婦さん、朝方に腰痛を訴えて

救急車で大学病院に搬送されました。

大学病院で検査した結果、

急性腰痛症、つまりギックリ腰と診断されました。

痛み止めの注射などの処置をしてもらったそうです。

しかし、

午後になっても痛みはひどく、歩くこともできない状態でした。

そこで、ご主人は大学病院の近くにある当院に奥様を車で連れてきました。

歩けない奥様は、当院の入口で立ち往生しました。

仕方なく、入口のドアの内側に椅子を準備し、

奥様に座って頂き、施術することになりました。

妊娠8ヶ月なのですが、

鍼灸治療や電療などの理学療養機を使用することはできません。

骨盤や腹部を圧迫する施術もできません。

疼痛の発現姿位から、

筋性の急性腰痛症(筋肉を傷めたことによるぎっくり腰)ではなく、

関節性の急性腰痛症(関節を痛めたことによるぎっくり腰)と考え、

関節をおくりながら自動(自分の力で動くこと)で前後屈してもらうことで、

可動域を広げる施術を行い、キネシオテープでテーピングしました。

跛行(びっこをひきながら歩く)はあるものの、

自力で立つことができ、歩けたので妊婦の奥様は大喜びでした。

お腹の大きい妊婦さんのギックリ腰には、

出来ることも限られており、神経も使います。

 

2件目のケースは上前腸骨棘の裂離骨折のケースです。

次の写真は解剖学アトラスプロメテウスから引用したものです。

いわゆる腰骨、

風呂上がりに牛乳を飲むときに

腰に手を当てる腰の部分の骨です。

ここが剥がれて骨折したいたのですね。

 

その方は細身の女性で、タクシーで来られ、

お母さまにおぶさるようにして来院されました。

 

ベッドから降りる際に捻って、

鼠径部が痛くて歩けないということでした。

 

最初、近所の整形外科に行ったのですが、

「気のせいで何もない」という診断でロキソニン(痛み止め)が処方されたそうです。

 

しかし、

一向に痛みは和らぐどころか、ひどくなるばかり・・・

それで当院に来られました。

鼠径部には、

骨折の時に見られる腫脹(はれ)や発赤(皮膚の色の変化)は見られませんでした。

しかし、上前腸骨棘の下に激しい圧痛があります。

ここの裂離骨折はハードル競走などの選手にみられますが、

日常動作で起こるのは珍しいことです。

しかし、この女性の状況は骨折に思えて仕方なかったのです。

 

この女性は精神疾患(心の病)を持っており、

初めに行った整形外科の先生はそのことをご存知でした。

ですから「気のせい・・・」として

触診や画像診断を行わなかったようです。

 

そこで、紹介状(施術情報提供書)を書き、

整形に特化した近隣の病院を紹介しました。

とは言え、歩けないので、

電療(立体動態波)でマスキングし、

痛みを感じにくくして、歩けるようにしました。

とは言え、一時的に痛みを感じないだけなので、

動けるうちに病院に行って頂きました。

レントゲン、MRIなどの画像検査もしてもらい

裂離骨折と判明しました。

 

「気のせい・・・」思い込みによる判断は怖いですね。

 

なお、

当院は診療時間に余裕があり

自由診療(健康保険を使わない)の場合に限り

往診を行うこともあります。

当院の予約状況を勘案すると、

現状では、往診は難しく

基本は来院頂くことになります。

 

よろしくご理解頂けますようお願い申し上げます。

当院へのアクセス情報

所在地〒152-0033 東京都目黒区大岡山2-1-7
駐車場なし
電話番号03-4291-1990
予約予約優先です。当日でも結構なのでお電話ください
(土日祝日も受付けております)
※土日祝日:完全予約制です(予約のある時間帯だけ開院)